「和食ではんなり」by和食マイスター養成講座

2015年8月21日

食事のマナー

食事の際に気をつけておきたいこと。
それは「正しく美しい箸の使い方」ではないでしょうか。
皆さんの箸の持ち方、本当に正しいですか?自信はありますか?
今回は箸の持ち方はもちろん、読んですぐに実践できる箸の作法についてご紹介します。

まずは、箸の持ち方をおさらいしてみましょう。

右手で箸の中央を持ち上げ
左手を箸の下から添えて支える
右手を右端まで滑らせ下に回して持ち替える
上の一本は人差し指・中指・親指(鉛筆を持つように)
下の一本は薬指と親指の付け根で支えます(動かすのは上の一本だけ)
箸先3cmの部分で挟める量(一口)を取りましょう

割り箸の場合は、相手から見えない位置(自分のヒザ上)で割るのがスマートです。
また、箸置きがない場合には箸袋で簡易の箸置きを手作りし、必ず箸置きに箸を戻すようにします。

150821-01.jpg
箸袋での即席箸置き(台形と千代結び)

さらに箸袋も箸置きもない...。
そんな時は、箸先が相手の方を向かない、なるべく低い位置に置くよう心掛け、折敷(一人用の盆)などの左側の縁に箸先をかけるか一番低い小さい取り皿にかけます。

150821-02.jpg
箸袋がない場合

次に、箸を使用する際にやってはいけない作法をいくつかご紹介します。

?やってはいけない箸の作法?
(1)渡し箸  器の上に箸を真横に置く=ごちそうさま(終了)を意味
(2)重ね箸  一種類の料理だけ食べる
(3)迷い箸  どれを食べようかと迷い、料理の上で箸をあちこち動かすこと
(4)空箸   一度箸を付けておきながら食べないで置く(=移り箸)
(5)刺し箸  料理に箸を突き刺す
(6)さぐり箸 汁ものなど、かき回して中身を探ること
(7)涙箸   箸先から汁ものなどの汁をたらすこと
(8)ねぶり箸 箸先をなめること
(9)握り箸  箸と器を同じ手で持つこと
(10)寄せ箸  箸で食器を引き寄せること

他にも食事中、ついついやってしまっている所作。
実は和食におけるマナーとしてはNGなんてことも...。
特別な席で恥をかかぬように、普段から心がけておきたいものですよね。

?食事マナーにおけるNG集?
(1)料理を口元に運ぶ際、つい手で受け皿を作ること
(和食は器を持ち上げて頂くか、懐紙を利用しましょう)
(2)折敷の上の器をとる時、左側の器は右手でとらない
(手が食べ物の上を横切ることになり見苦しく、袖を汚したりする)
(3)おかずや香の物をとる時に、ご飯の上にのせて食べる
(ご飯は取り皿ではない)
(4)取り箸がない場合に、直箸では失礼と思い箸を逆さに返して大皿からとる
(手で持っていた所を使うことになるし、箸の両端を汚すことになるので
取り箸用にもう一膳お箸をもらいましょう)

国によって料理により食事のマナーは異なりますが、和食においての基本的なマナーは
「見られてきれいに、作った人が嬉しく感じ、周りに合わせていく」心遣いです。

今回のブログをきっかけに、和食には欠かせない箸について
少しでも興味を持って頂けたら幸い至極です。


(参考資料)
「人生が変わる!食べ方?食事&お酒のマナー」監修 小倉朋子


ジュニア和食マイスター
野菜ソムリエ
江戸東京野菜コンシェルジュ
鈴木規世枝

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和食マイスター養成講座
http://washoku-m.jp/
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