「和食ではんなり」by和食マイスター養成講座

2015年2月20日

水菓子~淡雪とバナップル~

和食養成講座では、マナーだけでなく食材となる旬の魚や野菜についても学びます。
特に野菜は、不足しがちなビタミン・ミネラルなどの栄養素を補うだけでなく、
季節感や彩り、地域性を出すうえで重要です。

江戸東京野菜・京野菜・加賀野菜のほか、
全国には郷土料理に欠くことのできない伝統野菜があります。

以前は新顔野菜として登場した
「輸入野菜」(ブロッコリー・ズッキーニ・パプリカ・香菜etc)や
「品種改良野菜」(カイワレ大根・プチヴェール・トマト・豆苗etc)も
現在は日常使い慣れた野菜となっています。

本膳料理が簡素化された会席料理や、もっと手軽なランチでも、
和食の最後を飾るのは「水菓子」

水菓子とは果物のことで、
主食以外に食べていた「木の実」を「くだもの」と呼んでいたのが
弥生時代には「菓子」とか「果子」の漢字が当てられ、
奈良~平安時代には
中国から穀類を加工した甘い「唐菓子(からくだもの)」が伝わり、
江戸時代になると、
加工した甘いものを「菓子」
果物類のことを「水菓子」と区別するようになりました。

そこで今回は、ちょっと珍しい「水菓子(くだもの)」を紹介します。

まず、ひとつめは「淡雪」
イチゴ=あかい=甘いという常識をくつがえした白いイチゴ(実際は限りなく白に近い桜色)。
初見だと、「まだ食べるには早い?酸っぱい?」と勘違いしてしまいそうです。
残念ながら、私自身もまだ食べたことがないのですが、
テレビ番組内で試食されていた人いわく、「甘い!」とのコメント。
気になる方はぜひ、インターネットで検索してみてくださいね。

ふたつめは「バナップル」
バナナを買いに近所のスーパーへ訪れた際に発見し、購入しました!

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容器に貼ってあるシールには
「リンゴのような爽やかな甘さと香り」
バナップル(Banapple)

メジャーで測ったところ長さは約16cm。
私たちが普段食べているバナナ(キャベンディッシュ)に比べるとかなり小ぶりです。
他にもキャベンディッシュに比べてバナップルの皮はうすく、
パッケージに表示された通り、爽やかな香りがしました。
実際に食べてみての感想は、食感はバナナですが、後味はリンゴ!?
バナナ特有の香りが苦手な人にはおすすめです。
ちなみに、キャベンディッシュを食べ慣れている私は少しだけ「物足りなさ」を感じました。

原産地はフィリピン。
価格は通常198円~298円位ですが、バナップルは398円でした。
バナナ特有の食べごろサインである
シュガースポット(表皮の黒い点々)は出ないそうで、
「保存方法」も冷蔵庫に入れたほうが常温より日持ちが良く、
より美味しくいただけますと表記されています。

いつの日か「淡雪」「バナップル」も安価になり、
どこの売り場でも購入できるようになるといいですね。


ジュニア和食マイスター
野菜ソムリエ
江戸東京野菜コンシェルジュ
鈴木規世枝


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和食マイスター養成講座
http://washoku-m.jp/
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