「和食ではんなり」by和食マイスター養成講座

2015年1月16日

~年の始めに~

年中行事の最たるものは「正月」。
一年の五穀豊穣と
家族の幸せを歳神様に授けて頂くお供えです。

一年間の長寿健康を祈って
家族で「屠蘇」を祝い「お節料理」をいただきます。

屠蘇(とそ)
邪気を屠(ほふり)、心身を蘇(よみがえ)らせるために
数種類の生薬を調合した屠蘇散を
清酒かみりんに一晩漬け込んだもの。

杯は下に行くほど大きくなるので、
家長から屠蘇を注いでもらう順番は
年齢の小さな者からです(幼いものは真似事だけ)。

お節(おせち)料理
  クワイ・・・・芽がでるように
  数の子・・・・子宝に恵まれ子孫繁栄
  黒豆・・・・・黒は魔よけの色・まめまめしく働く
  れんこん・・・見通しがいいように
  エビ・・・・・腰が曲がるまで長生きできるように
  昆布巻き・・・「喜ぶ」の言葉にかけた縁起物・・・・・など
将来への願いを込めた食材ばかりを集めて
各家庭の手作りで重箱に詰められ
主婦も三が日はゆっくりできる事が目的でした。

150116-01.jpg

「屠蘇器と重箱」

「重箱」や「屠蘇器」のような漆器類は
取り扱いが大変ということで敬遠されるのか
家族が屠蘇で祝う光景は減少傾向にあるように思えます。

「雑煮」を頂く習慣は
関西と関東では餅の形(丸・角)や
味付け(味噌・醤油)などに違いはあるものの
若い世代でも健在なので安心しました。

皆さまはどのような「お雑煮」で祝われましたか。

ちなみに我が家は鶏ガラスープの醤油味
サトイモ・ダイコン・鶏肉の具に
焼いた角餅が入り小松菜のトッピング。

一月は
7日「人日(じんじつ)の節句」で七草粥
11日「鏡開き」でお汁粉
15日「小正月」で小豆粥

すべて、一年の無病息災を願って頂くもの。
このような伝統食は忘れずに受け継いでいきたいものです。

ジュニア和食マイスター
野菜ソムリエ
江戸東京野菜コンシェルジュ
鈴木 規世枝

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和食マイスター養成講座
http://washoku-m.jp/
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