「和食ではんなり」by和食マイスター養成講座

2011年2月28日

ひなまつり

こんにちは。
いつも和食マイスター公式ブログ"和食ではんなり"を
ご覧いただきましてありがとうございます。

本日のブログ記事を担当させていただきます、
ジュニア和食マイスター(渋谷3期)の猫本真智子と申します。


先月、鹿児島、宮崎県境の霧島山・新燃岳で
爆発的な噴火という非常事態が発生いたしました。

新聞・メディアなどでこの事態の深刻さを
見たり聞いたりするたびに、自分自身の無力さを
感じると同時に、一日でも早く噴火が収まることを
祈らずにはいられません。心よりお見舞い申し上げます。


そんな中、先日の17日、ふと何気なく
テレビをつけると、目に飛び込んできたのは、
若田光一宇宙飛行士の記者会見の映像でした。


日本人初の"船長就任へ"。


若田宇宙飛行士は、記者会見の中で、
「日本人としての和の心を大切にして
チームをまとめていきたい。」と
そうおっしゃっていました。

若田宇宙飛行士のお言葉の一つ一つが
心に響き、私も改めて「和の心」を
大事にしていきたいという想いを新たにしたところです。


さて、来たる3月3日は、
五節句の一つである「ひなまつり」ですね。


季節の節目を「節日(せちび・せちにち)」あるいは、
おなじみの「節句(節供)」と言い、
日本ではかつて、様々な節供をお祝いしていた
ということです。

また、江戸時代には、そのうちの5つを
次の通り"五節句"として制定しました。

一、「1月7日の人日(七草の節供)」
二、「3月3日の桃の節句・上巳(じょうし)の節句」
三、「5月5日の端午の節句」
四、「7月7日の七夕の節句(笹の節句・星祭り)」
五、「9月9日の重陽の節句(菊の節句・栗の節句)」

"上巳(じょうし)"とは、もともと3月の
最初の"巳の日"を意味し、"桃の節句"という
呼び名も、旧暦の3月3日は、ちょうど桃の花が咲く季節
ということでそう呼ばれています。

そして、金子兜太氏著作の
『365日で味わう 美しい日本の季語』
の3月3日に書かれてある季語に何が選ばれているのか
とても気になったので、本を開いて見ると、
そこには「曲水(きょくすい)」の二文字がありました。

初めて聴く"曲水"という響きに
一瞬、はて□△※・・・?と頭が固まってしまいましたが、
"曲水"の解説をよくよく読んでみると、
「曲水とは、中国の上巳の節句に水辺で禊(みそ)ぎをして
不浄を祓(はら)う行事が伝わったもの」とありました。

また日本では、『「曲水の宴」とも呼ばれ、
奈良時代から平安時代に宮廷や貴族の間で、
庭園をゆるやかに曲折して流れる小川に、
御神酒を注いだ盃を浮かべ、自分の前を流れ過ぎるまでに
詩歌を詠むという雅な儀式』であったとのことです。

俳人の正岡子規もこのような句を詠んでいます。
「曲水の 詩や盃に 遅れたる」

そして、驚いたことに現在でも、
京都の"城南宮"、九州の"太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)"において
"曲水の宴"を再現する祭事が行われていると
いうことでした。

3月3日の節句は、「ひなまつり」の一言では
表しきれない日本の伝統文化が今もなお、
皆さまのご尽力により輝いているのだと知り、
心から感動いたしました。

時間を作ってぜひとも近い将来、
京都の"城南宮"、九州の"太宰府天満宮"へ
行ってみたいと思います。その時はぜひ、
"曲水の宴"をレポートいたしますね。

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最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。


和食マイスター養成講座ホームページ
http://washoku-m.jp/

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