新海 佳恵さん(野菜ソムリエ)
『ココロにもカラダにも優しいスイーツ』で、野菜・果物の魅力を伝える
●パティシエとして、野菜・果物の魅力に注目

野菜ソムリエ 新海 佳恵さん
(アクティブ野菜ソムリエ認定)
製菓専門学校を卒業後、洋菓子店やイタリアンレストランでパティシエとして働いてきた新海さん。
スイーツは「幸せの中にしかないもの」、「人に笑顔をプレゼントできるもの」と思う反面、カロリー過多など体に及ぼす影響も気になっていたことから、美味しいだけでなくもっと素材の持つ甘みや風味をいかした"ココロにもカラダにも優しいスイーツが作りたい"と思うようになりました。
そこで着目したのが、自然な甘みや豊かな風味を持つ野菜や果物。そんな野菜・果物の事を知りたいと思い、野菜ソムリエを目指しました。
●学びを重ね、「伝える」という活動へ

「なっ!とくしまソムリエ」を務める、徳島県産カリフラワーを使った「カリフラワースープ」

松坂屋名古屋店 シスセット ビューティー&リラクゼーションフェア内ステージで「野菜ソムリエの野菜スイーツセミナー」講師を担当
新海さんは、野菜・果物について勉強を重ねるにつれ、例えば、綺麗としか思っていなかった野菜の色にも実は栄養素との関係があることや、その栄養をいかす最適な調理方法が存在することなど、野菜や果物には自分が思っていた以上にたくさんの魅力がある事に気づきました。
そして、その個性豊かな魅力を知れば知るほど、その魅力を周囲に伝えたいという気持ちが強くなった新海さん。資格取得後は、日本野菜ソムリエ協会主催の野菜教室や各種セミナーでの講師、レシピ提供、徳島県産農林水産物など「とくしまブランド」の魅力を発信する「なっ!とくしまソムリエ」への就任など、「伝えたい」という気持ちを形にしていきました。
野菜スイーツの魅力やコツなどを伝えた地元百貨店での「野菜スイーツセミナー」では、募集人数を超える参加者が熱心にメモを取りながら聞く姿に感動。自分の活動をきっかけに、多くの方が野菜や果物に親しんでもらいたいと願っています。
●野菜ソムリエで得た財産は、「人とのつながり」

日本野菜ソムリエ協会名古屋支社の野菜教室「とろける洋梨の魅力」で講師を担当
「野菜ソムリエの勉強を始めた頃は、共感しあえる仲間との出会いがうれしくて、初めて出会った野菜や果物についての意見交換や、一緒に出かけるのがとても楽しみだった」と言う新海さん。
「野菜や果物に個性があるように、野菜ソムリエもひとりひとり違った魅力的な個性があります。そのため、野菜や果物という同じものに興味を持ちながらも色々な目線で意見交換ができます。仲間と定期的に開く勉強会や、興味のある場所へ足を運ぶことはとても勉強になり、たくさんの刺激をいただけます」
と言うように、野菜ソムリエの資格や活動は、新海さんに「人とのつながり」という財産をもたらしました。
また、「ジュニア野菜ソムリエコース説明会」の講師を担当した際やイベント・野菜教室など様々な場面で、「教えてもらったレシピを自宅で試したらおいしかった」と言う感想や、「新海さんのお話を聞いて、野菜ソムリエを目指したいと思い受講し、無事合格しました!」と言う言葉をかけられてとてもうれしく思い、野菜ソムリエになってよかったと実感するそうです。
●野菜・果物とスイーツの融合で、地産地消の拡大も目指したい

春菊、アスパラ、ラディッシュ、菜の花など、身近な野菜を使ったショートケーキはまさに「日常と非日常の融合」

洋梨講座で紹介したスイーツ「洋梨のしっとりオーブン焼き」
「日々の食生活やレシピ作りなどでも、野菜や果物と向き合う方法を知った事で、野菜や果物の魅力をさらに楽しめるようになりました」と、野菜ソムリエになってからの自身の変化を語る新海さん。
「講師やレシピ提案など野菜ソムリエの活動を充実させながら、野菜や果物の魅力をいかしたココロにもカラダにも優しいスイーツで笑顔をプレゼントできるカフェを作ること」が将来の夢です。
そして、活動のテーマは「日常と非日常の融合」。「身近な日常にある野菜と、癒しの時間である非日常にあるスイーツ。その2つが融合した"野菜スイーツ"がもっと広がれば、癒しのスイーツタイムにも野菜や果物の魅力が加わる。そうして、野菜や果物の消費量が増えて地産地消に繋がっていくことを願っています」と続けます。
「定期的なお菓子教室の開催や、音楽・農業フェスティバルへの出店もしていく予定です」と言う新海さんの優しいスイーツが、これからもたくさんの笑顔を作っていくことでしょう。
○irie-dolce
http://ameblo.jp/irie-dolce/
文:野菜ソムリエ 原神千枝
写真提供:新海佳恵さん






