「大人も子供も食でまぁるく」by食育マイスター講座

2012年7月 4日

ももたろうのきび団子を作ろう!

こんにちは。食育マイスターの与謝野雅子です。
先日行いました食育講習会「ももたろうのきび団子を作ろう!」のご報告をさせていただきます。

「ぐりとぐら」、「メイシーちゃん」に続くフードコーディネーターの黄川田さんとのコラボレーション企画第3弾ということで、前回よりもさらに充実した講習会を開きたいという二人の思いが一致し、単なる子供向けのお料理教室に留まらず、日本人の昔のくらしを再現するような内容を盛り込むことができました。

子ども達がお団子を作っている間にママ達はお団子を入れて腰に下げる巾着を作ります。その材料は昔ながらの粋なプリントが施された手ぬぐいを使用しました。手縫いで簡単に作ることができ、夏休みに浴衣を着てお祭りに行くときにも使えるような可愛い巾着です。手ぬぐいはその昔、タオルとして使われたり、襟元や頭のお洒落に使われたり様々な用途がありましたが、古くなってからもぞうきんやおむつなどにしてボロボロになるまで使える優れた日用品でした。そういったお話も交えながら昔から物を大切にしていた日本人の暮らしぶりを子ども達に伝えました。
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お団子を食べる時の器は笹舟のお皿です。笹舟を初めて作るお子さんも多く、とても珍しがられました。私たちの子供時代ならまだ作った舟を水に浮かべて遊んだ経験も記憶にありますが、今の子ども達にはそういった遊びができる環境が少なくなってしまっています。残念なことだと思います。でも、植物などの自然を取り入れたテーブルコーディネートは涼しげでエコ。日常的にも使えそうです。
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お団子と一緒に頂くお茶には玄米を煎って手作りの玄米茶をお出ししました。フライパンの上でポップコーンのようにはじける玄米を見て子ども達も大喜びでした。玄米茶は戦前に鏡開きで出るお餅のくずをもったいなく思った茶商が煎ってお茶に混ぜたのが始まりといわれています。「もったいない」の心から生まれた美味しくてエコなお茶なのです。

「昔の日本の暮らしはおしゃれでエコなスローライフ!」というテーマで行った今回の講習会。大人も子供もゆったりとしたひと時を楽しんでいただけたようです。そしておしゃべりをしながら手仕事をし、一緒にお団子を食べて・・・と時間を共有していただくうちに初対面の方同士も打ち解けてよりいっそう和やかな雰囲気が生まれました。教える―教わるという一方通行ではなく、みんなで一緒に創りだす楽しみを味わうことができた講習会になりました。

1冊の絵本からイマジネーションを膨らませ、ものづくりをする食育ワークショップ。アイデアが形になるまでには長い時間がかかりますが、実現できた時の充実感は何事にも替え難いものです。今度はどんなテーマで何をしようか・・・とわくわくしています。ご参加の皆様、本当にありがとうございました。


■食育マイスター養成講座公式ホームページ
http://shokuiku-m.jp/

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