食卓のはてな?を調べるところ「ちゃぶラボ」

2011年2月 1日

フルーツのてんぷら?!

「ちゃぶラボ」におこしやす。新入研究員・大阪出身の「雪わんこ」です。
それにしても毎日めっちゃ寒いなあ。ホンマなんでこんな寒いのん!?

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お鍋三昧の今日この頃やけど、ふと天ぷら食べたなる時ってない?
うちだけ?......実はうち、天ぷらめっちゃ好物やねん。
でも天ぷらいうたら、野菜やエビやらと、材料はだいたい決まってるやんな。

DSC02308.jpgフルーツって、あんまり油で揚げへんけど、おいしいもんなんやろか?
そんなことをふと思い立ったもんやから、フルーツで天ぷらを作ってみることにしたっちゅうわけ。
ほしたら、しばしおつきあいくださいね。


【今回使用する果物】
いちぢく(福岡県産/とよみつひめ)、りんご(長野県産/サン津軽)、もも (福岡県産/川中島白桃)、バナナ(フィリピン産/完熟王)、アボカド(アメリカ・カリフォルニア産)、なし(徳島県産/豊水梨)、ぶどう(岡山県産/ピオーネ)


【作り方】


DSC02320.jpg★果物をひと口サイズにカットして、つまようじをさします。

DSC02324.jpg★天ぷらの衣を作ります。だまにならないよう、泡だて器で衣をかきまぜます。

DSC02326.jpg★つまようじを指でつまみ、さきほど作った衣にくぐらせましょう。

←うす化粧!


DSC02328.jpg★170度ほどに熱した油の中へ入れて、5分ほど。いちぢくなどのやわらかいフルーツは、つまようじがぬけやすいの注意! つまようじと菜箸の両方でゆっくりと。

ジュワッ!→


【できあがり!】


軽やか、サクサクっ!

DSC02332.jpg

DSC02347.jpg●いちぢく
果肉がやわらかいので、油からひきあげる頃には、すっかりとろーんとした形状に。切れ目を入れると、甘い香りが一気に漂ってきます。そのまま食べるよりも甘さが強まり、ごはんのおともには合わなそうですが、デザートとしてはいいかも。女性には人気がありそうなロマンティックなお味でした。今回は一口サイズにカットしましたが、皮をむいて大胆にまるごとドボンと揚げてもおいしいかもしれません。

●りんご
揚げた後の見た目は、なしと似ているけれども、ナイフで切れ目を入れれば、その違いが歴然! 強い香りがあたりにぐっと広まります。酸味と甘みが両方とも引き立ち、味わいもしっかり。アップルパイや、焼きりんごなど、世界各国で、りんごのあったかスイーツが各種あるのにも納得! りんごの歯ごたえも残っていて、立派にメニューとして成り立つ一品。

DSC02335.jpg●もも
油で揚げると、とろけてしまい、ふにゃりとした姿に。ももの味もしっかりとありおいしいけれど、揚げるのが少し勿体ないという気にもなるような...。天ぷらにするのなら、缶詰の黄桃などを使用したほうが、かたちもしっかり残って、いいかもしれません。

●バナナ
りんごと同じく、加熱されたり、揚げられたりすることにも慣れている(?)バナナ。 こちらも酸味と甘みのバランスが抜群で、仕上がりも、おいしいアジアの味わいに。

DSC02339.jpg●アボカド
一番カラリと揚がったアボカド。外はカリカリ、中はとびきりなめらかという面白い食感に。けれど、そのまま食べるには味が淡白で、少し苦みも感じました。ですが、塩につけて食べると、おいしさが格段にアップ。ごはんに最もあうのは、この中だとアボカドかも。

●なし
なしのカレーってありますよね? それなら天ぷらもいけるかも...と思いつつひと口。天ぷらなのに「シャリ」という歯ごたえがするのはかなり新鮮。口に含むと、たっぷりの甘い香りと水分が広がり面白いけれど、りんごに比べると、インパクトに欠けていました。

●ぶどう
まんまるの天ぷらが口の中に入ってくる感覚も不思議で楽しい。甘み、酸味ともにそのままで食べるより強まっており、想像以上に、さわやかな強い香りが鼻にぬけていく。外側のさくっとした食感と、かんだ後の瑞々しさという、そのギャップが大きいのも面白い。


☆番外☆

◎柿

牡蠣の天ぷらならおいしいのは確実ですが、柿となると? たまたま柿が手に入ったので、夕ご飯のついでに揚げてみました (写真はありませんが、悪しからず)。うーん、これはかなりイマイチでした。加熱されて果肉はとろーんとやわらかくなり、甘みがぐっと増しているにもかかわらず、その甘みがひたすら単調。干し柿などで揚げたら、もしかするとおいしいかもしれません。


数種のフルーツでの、天ぷら「食べ比べ」。
やはり、加熱したかたちでもよく食べられている

「りんご」と「バナナ」。
このふたつのおいしさは格別やったんとちゃうかなあ。

熱を加えることで、甘みがぐっと増すのはどのフルーツも
同じようなもんやけど、大切なのは、むしろ酸味のほうかもしれへんわ。
高温の油に入れることで、甘みと酸味、このふたつが、際立って、
そして引き立て合って、くっきりとした味になる。

しかもアツアツときた日には、そりゃおいしいはずやんな。
でも不思議なことに、甘いだけ、酸味が強いだけ、
っていうふうに片方だけ強くても、いまいちパっとしいひん。面白いもんやなあ。
みなさんも、あれこれ天ぷらにして楽しんでみてや。

天ぷらといえば、上方落語の「子ほめ」に、
「わて、天ぷら好きだんねん!」なんて言う場面、あるねんけどな。
天ぷらと聞いただけで興奮してしまうその気持ち、うちもようわかるわあ。

ちなみにこの「子ほめ」というネタは、
桂枝雀師匠もようやってはったで。そのほかにも...。


ーーおーっと、話がえらい長なりそうやから、
今日はこのへんで失礼さしてもらいます。またのお運びを!

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