「カレー探訪」byカレーマイスター養成講座

2010年12月10日

【カレー店ご紹介!】盛岡市 ニルヴァーナ(Nirvana)

盛岡は朝夕冷え込み、日一日と冬に近づいています。
街路樹の落ち葉を踏みしめながら、残り少なくなった秋を楽しんでいます。
今日は盛岡市の繁華街、大通り商店街にあるネパール・インド料理のレストランをご紹介します。


このレストランは「ニルヴァーナ(Nirvana)」といい、ネパール出身のご夫妻がオーナーです。カレーをはじめ、本場のネパール・インド料理を盛岡の人達に提供したいと思い、昨年(2009年)にオープンしたそうです。先ず、オーナーご夫妻をご紹介します。


ご主人のKalendra Bikram Shahi(カレンドラ・ビクラム・シャヒ)さんと奥様のNeeharika Laxmi Shahi(ニーハリカ・ラクスミ・シャヒ)さんの故郷はネパールで、お二人ともバラモン階級(最上位の身分)です。親の勧めで結婚することになったお二人は、実は挙式当日までお互いの顔も知らなかったそうです。これはネパールでも極めて稀だということです。結婚後は旅行で盛岡の友人を何回か訪れ、その度にこの街が好きになり、いつか盛岡でレストランを・・・と心に決めたそうです。そして数年後、カトマンズのハイアット・リージェンシーホテルでシェフをしていた友人と一緒に、盛岡でレストランをオープンすることになりました。

この日はご主人が帰国されており、奥様にお話を伺いました。
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「お店の名前の由来は?」
「ニルヴァーナの語源はサンスクリット語でインナーブライト、インナーハッピーの意味です。ハーブやスパイスを使ったネパール料理は薬効があり、お客様に体の中から元気に明るくなってほしいという願いを込めてつけました。」

「ネパール料理とは?」
「初めて日本のカレーを食べたとき、ネパールのものとは違っていて驚きました。ネパールでは365日カレーを食べます。結婚式や誕生パーティーにも必ずカレーを作ります。私達は宗教上の理由で牛肉は食べず、かわりに豚肉や鶏肉、マトン、豆、野菜を主材料にします。乾燥した肉と豆もよく使います。日本で市販されているカレールーはネパールにはありません。それぞれの家庭で家族の好みや体調に合わせ数十種類ものスパイスを調合します(調合したものをガラムマサラといいます)。スパイスには薬効のあるものが多く、体調がよくないときは直ぐに病院に行ったり薬を飲んだりせずに、スパイスをブレンドしたお茶を飲んだり料理を食べたりして様子をみます。このように身近にあるスパイスをふんだんに使うのがネパール料理の特徴です。」

「お店のカレーの特徴は?」
「日本人の好みに合わせて約30種のスパイスをブレンドしています。スパイスと豆、茶葉はネパールから輸入し、肉と野菜、米は岩手県産のものを使っています。ラッシーやデザートに使うヨーグルトは自家製です。辛さの調節も可能ですのでお好みで楽しんでください。ナンを焼く専用の焼き窯(タンドール)もあり、焼きたてのナンは人気です。」

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これがランチメニューのカレーセットです。

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ナンの大きさにビックリしました。バターやチーズ、ガーリック、胡麻味のナンもあります。ナンは高温の窯で短時間に焼くため、表面はパリパリ、なかはモッチリしているので、カレーのルーとよく合います。カレーの肉はよく煮込んであり、口にほおばると同時にとろけるようです。本場のスパイスを使用しているせいか、一口食べるごとに元気が湧いてくるようです。

壁にはネパールの山々の写真が掛けてあり、異国の香りが店内を包み込むように漂っていて、まだ訪れたことのない国に想いが広がります。

ニーハリカさんは今後、お店を盛岡の人々や観光客、留学生との交流の場にしていきたいそうです。皆様も是非いらしてください。

ニルヴァーナ(Nirvana)
住所:〒020-0022 盛岡市大通2-7-22 小原ビル2階
電話:019-625-5777
http://www.nirvanafoods.org/


カレーマイスター養成講座はこちらから
http://curry-m.jp/

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