2012年2月15日
黄金色(こがねいろ)の胡麻油
こんにちは。
調味料マイスターの石川貴代です。
先日、デパートの催事場で、黄金色に輝いている"胡麻油"に出会いました。
"京都山田のへんこ 生しぼりごま油"です。

普段よく使用する 胡麻油とは、明らかに違う、柔らかな色です。パンを浸して早速試食。
「生しぼりごま油」という名前のとおりフレッシュな香り。しかも、独特のうま味を感じました。
ボトル正面のラベルに書かれている"へんこ"という文字。
関西の方言で偏屈・頑固の意味だそうです。
頑固な職人さん達が手造りしている画が頭に浮かんできて、なんだかうれしくなってきました。ラベルに記載された工場の住所を見てビックリ。なんと地名が"胡麻"。京都には、こんな地名があるのですね。
市場に出回っている多くは、溶剤で抽出し、脱色などが行われる科学的処理をした油です。それでも原材料表記に、添加物の名前が載ることはありません。最終製品には残らないものとして扱われるためです。
この「生しぼりごま油」は、無添加製法で手造り。昔ながらの製法を活かしたプロセスで、完成までに一カ月かかります。
胡麻を絞って造る油には、製造工程でできるセサミノールが含まれます。抗酸化物質で、体内の脂質の酸化を抑えて老化や発がんなどを防ぎ、悪玉コレステロールを減らす作用があるのです。胡麻油の成分は不飽和脂肪酸で、生活習慣病の予防に役立ち、酸化しにくいのが特徴。さらに血流をよくする。胡麻油は、油なのに優等生なんですね。
「生しぼりごま油」は、ごく普通の、茶褐色をした胡麻油のような独特の匂いはありません。胡麻油が苦手な方でも、とても食べやすいと思います。
私はまずはシンプルに冷奴でいただきました。生しぼり独特の優しい風味が感じられ、お豆腐本来の繊細な味や香りを引き立てます。卵かけご飯にかけても、これまた美味でした。

この奥深い胡麻ワールドにハマりそうです。
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