「さしすせそ道を極める」 by 調味料マイスター養成講座

2011年2月15日

醸す一冊

「醸(かも)すということは、独特の雰囲気を作り出すこと。 お豆さん、小麦、麹の役割を引き出すことが私の役目です。 醸して造りだすことができなかったら、醸造とはいえません。」

これはある醤油醸造所の社長さんの一言で、昨年、私が出会ったコトバの中で最も印象深かった一言です。

私見ですが、この方の人間性や表情・雰囲気が良い味を醸し出していました。
お醤油もまた、透き通った赤色。素直な口あたりの奥に爽やかで深い"うま味"、素材を引き立てる主張しすぎない美味しさをもった一品でした。


皆様こんにちは!
調味料ジュニアマイスターの古谷史織です。

今日は、日本の"醸す"がたっぷり詰まった一冊をご紹介したいと思います。

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雑誌「自由人」2011年3月号
『日本の調味料 大辞典』

こちらは、日本の伝統的な調味料や酒・味醂の製法の流れや種類・表示ラベルの見方など、調味料の基礎知識がギュっと濃縮された一冊となっています。

誌面には蔵や製造現場が多く掲載されており、見ているだけで、湯気が出てきそうだったり、香りが漂ってくるのでは?と思う程に臨場感がたっぷり。

実際に、私も足を運ばせてもらった蔵が載っていたり、お話を伺ったことがある蔵元さんが取り上げられていたり、蔵巡りが好きな私にとっては、非常に嬉しい内容です。

おそらく調味料を学ばれていらっしゃる皆様も必ずどこかで出会う、または愛用されていらっしゃる調味料が取り上げられていることと思います。

店頭では物言わぬ調味料達ですが、人の手のぬくもりや職人さんの愛情がたっぷり詰まっていることを再認識した一冊でした。

ぜひ、お手にとってみてください。

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調味料マイスター養成講座事務局HP
http://www.choumiryo.jp/

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