2010年1月18日
燻製の香り漂う、「燻味塩(SMOKED SALT)」
このお塩に出会った時、お店の中で、胃袋がドーンと刺激された気がしました。
とにかく、香ばし?い香りなんです!
みなさん、こんにちは。
調味料マイスターの神林春美です。
今回は、香りを嗅ぐだけで、満足してしまうほど...、美味しい燻製の香りがする「燻味塩」をご紹介します。
私が、このお塩に出会ったのは、2?3年前。
食材専門店で見つけ、このちょっと「昭和」らしさを残すパッケージ、1個105円という価格の安さ、そして、袋の上からも確認できる、間違いのない燻製の香り。
もう、その場で、直感で!
「おもしろいお塩を見つけた!」
と、購入したのが最初となります。
ご存知の方は、このしっかりした燻製の香り、まさに、商品名の「燻味塩」が間違っていないということが分かるはず。
お塩自体に燻製の香りがあるので、それだけで...お塩の香りを嗅ぐだけで...、胃袋が「お腹空いた?!」と叫ぶ感じなんです。
実は、この燻製の香り。正確には、「燻液」というものの香り。
食塩に「燻液」を付与させて誕生したのが、「燻味塩」なのだそう。
しかも、この「燻味塩」の誕生には、非常に興味深い背景が...。
実は、この「燻液」というもの。
販売メーカー『萬有栄養株式会社』の創業者が、昭和17年に開発したもの。
戦後、食糧難であった日本において、当時不足していた食塩に代わり、高たんぱく源である鯨に「燻液」を適用することで、鯨ベーコンを製造、当時の日本国民の栄養失調を救うことにも貢献したのだとか。
※メーカーHP参考
「それほどまでに歴史のある調味料だったとは......」
個人的に非常に驚くとともに、このグルメな現代においても、いまなお、有名な食材店などでも置かれ、愛され続けているこの「燻味塩」をますます愛用したくなる気持ちになってしまいます。
お肉やお魚、炒飯を作る時の味付け・香り付けもオススメのようですが、個人的には、「ゆで卵に、ひと振り」が一番好き。
とにかく、燻製の香りが香ばしい、珍しいお塩です。


