「さしすせそ道を極める」 by 調味料マイスター養成講座

2009年7月13日

手作り酵母で、リンゴ酢づくり【3】

天気予報では、傘マークの日も続き、半袖ではまだちょっと肌寒い...、そんな日を迎えている、7月の始めですね。

「手作りのリンゴ酢を作ろう!」と、先月、途中経過を報告させていただきました、
調味料マイスターの神林春美です。

レポート3回目の今日は、ついに、「りんご酢」完成!
じっくり待った1ヶ月間を、ご報告します。

※前回のレポートは、こちら......
=その1=
=その2=

●5月25日(月) 7日目

0527_2.jpgリンゴも、全体的に茶色くなり、赤い皮の部分も、擦れてきたように、白くなり...。
ビンの蓋を開けると、シュワシュワッ(酵母の音)と小さく、でも元気な音が聞こえるほど。

お水の色も、ずいぶんと白く濁ってきた!

1週間も経ったし、「そろそろかな...?」と、思い切って、ビンを冷蔵庫から常温へと置くことを決めました。

0525_1.jpg


●5月29日(金) 11日目

0529_3.jpg外の気温も高くなってきているせいもあり、常温に置いてからというもの、水の濁りや、香りが、少し強くなってきた気が...。

「これが、酢酸菌が育っている証拠だな...?」と、スタートしてから11日目には、リンゴをすべて取り出すことに。

リンゴがなくなると、透明だったお水が、ずいぶんと「酢」っぽくなっているのが、よく分かります。
香りも、どこか酸っぱさを感じるように。言うなら、乳酸菌飲料のあの香り。
味は、酢と言うよりは、まだまだ薄?いりんごの汁、といった程度です。
●6月14日(土) 26日目

酢が出来上がるまでは、約1ヶ月。
「そろそろ...?」と思いながらも、常温に出し、リンゴを取り出してからは、ひたすら待つのみで、ある意味、放置した状態。

毎日...から、2?3日に一度...のチェックになりながらも、その都度、水に白い濁りの物体が浮かんできたり、香りが強くなっている様子で、常温で、ますます酢酸菌が育っているのだと実感。

外の気温も30度を超える日が出てきたこともあり、ここで、冷蔵庫へ戻すことを決めました。


●6月30日(月) 42日目

0701_4.jpg「これは、もう酢なのか?」と、自分の中で認定!?していいのか、分からぬまま数日過ぎて迎えた、42日目。
日々、味をチェックするも、「酢と言われれば、酢だしなぁ...」、う?ん、むずかしい!

おそらく、あの酢独特の、
少し私の苦手なツーンと鼻にくる感じがないからだと判断し、思い切って、42日目のこの日に、実際に「酢」として食べてみることにしました。

今までは、なめる程度だったのですが、いざ、「食す!」となると、どこか緊張感が。

思い切って、大きめのスプーンですくい、グイッといってみると...、「あ?っ、さっぱり!」

味は、やはり、市販されているリンゴ酢には及ばぬほど、酸味を感じることはないのですが、それが、酢が苦手な私には、ちょうど良いのかもしれません。
お酢が好きな方には、この酢は、少し物足りないのだろうな...、と。

ただ、もっと気温が上がる夏場、長時間、常温に置いておくなら、また、状態は違うはず。
酢酸発酵の進行具合で、酸味も大きく変わっていくのだろうと思います。


そして、自分の中で、「酢である」と認定した、オリジナルの手作りリンゴ酢。
さっそく、お鍋で煮詰め、少しの砂糖も加え、さっぱり味のリンゴソースを作ってみました。

「私にとっては、ちょうどいい!」

ドレッシングとしてはもちろん、ヨーグルトやアイスにかけるソースとしても、良さそう。
なかなかのヒット作が出来上がった!、気がします。


※「酵母」や「お酢」づくりの、分量や作り方などは、しっかり調べてから、チャレンジしてください!

※参考にした本
『新しいごはん 野生酵母でつくるレシピ』 ウエダ家 著/学陽書房



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