「ふくらむふくらむ」byパンアドバイザー養成講座

2009年12月16日

みんなのパンライフ34<レストランのパン>

こんにちは、『みんパン』第三水曜日担当、影山久美子です。

今年もミシュランガイド東京が発表となりました。
今年ミシュラン東京の三ツ星は、世界最多の11店と最も多く、会見で編集総責任者、ジャン=リュック・ナレ氏は"東京は世界第1の美食の街"と称しています!
三ツ星の内フレンチレストランは、ジョエル・ロブション、カンテサンス、ロオジエと、何れも日本が世界へ誇る名レストランばかりです ☆☆☆


そしてこのレストランメニューに絶対欠かせないものがパンです!
しかしここでのパンは、主役ではなく悪魔でもメインを引き立たせるための脇役であり、そのパンの役割がきっちり果たされているかどうか・・・それもミシュラン選考の大きな要素だと思います。


ミシュラン東京の三ツ星レストランでは、三店とも自前ではなく取り寄せたパンが使用されています

ジョエル・ロブションでは同系列のブーランジェリー、ラ・ブティック・ドゥ・ジョエル・ロブションのパンたちがワゴンに華やかにアレンジされて登場します。
カンテサンスでは、ドリアンのミッシュ=パンドカンパーニュが使われています。
ロオジエでは、メゾンカイザーでロオジエ仕様に焼かれたパンが使われています。

これらのベーカリーは何れも王道揃いであるため、そのパンたちが名脇役として活躍しているのは当り前のことなのですが・・・。


私は以前から、フレンチレストランで出されるフランスパンに少々疑問を感じていました!
フランスパンにはカンパーニュやバゲットのようなハード系のものが多く、皮のパリパリした食感に魅かれ、ついついパンを食べ過ぎてしまい・・・
メインのお料理を美味しく感じられなかった・・・ということが何度かありました。
皆さまはそういうご経験はおありではございませんでしょうか?


これはハード系のパンはどうしても咀嚼回数が増えるため、短時間で満腹中枢が刺激され、すぐに満腹感を感じてしまいます。通常レストランのパンは、オードブルと一緒に早い時期に運ばれて来るため、早くから満腹状態となり、後に運ばれてくるメインを美味しくいただけなくなってしまうという訳です。


それならばパンをいただかなくてもいいのではと思うのですが ・・・ そういう訳にもいきませんよね !

そこで私はレストランを予約する際には必ず、"パンはソフト系にしてください"とオーダーします
これはパン好きな私が、パンもお料理も両方を美味しくいただくための、ちょっとした拘りです!


しかしイタリアンレストランであれば、そういう心配は必要ありません。
イタリアンレストランのパンはソフト系が多いため、短時間で満腹中枢が刺激されることもなく、時間を掛けてゆっくり、パンもお料理も両方を楽しむことが出来ます!

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こちらはイタリアで二軒目に三ツ星に輝いたミラノの名店、アンティカオステリア東京店のパンです。このリコッタチーズパンはとても柔らかく、お料理を更に美味しく演出してくれる、最高のレストランのパンです!

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こちらはブルガリのイル・リストランテのパンです。
フォカッチャなどのソフトなイタリアパンがお代わり自由です!

これからの時期はディナーへ出掛ける機会も多くなってくると思います。
皆さま、パンもお料理も両方を、どうぞ充分にご満喫なさってください!


パンをもっと詳しく知るなら!
日本パンアドバイザー協会

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