「野菜と果物で美しく!」byベジフルビューティー養成講座

2010年9月 2日

ゆるやかなプチ断食<ファスティングの目的とは>

こんにちは、
ビューティーアドバイザーの吉岡妙子です。


7月9日より、私がビューティープロデューサーを務めている美容皮膚科クリニック【skin care clinic美のかほり】が、コンラッド東京と提携して2泊3日のプチ断食宿泊プランをスタートしました。洗練された美しい空間で、体の中に溜まってしまった毒素や老廃物を排出して、内からのキレイを磨いて頂けるプランです。断食は、減量だけでなく、体の機能や食生活の改善にも繋がります。


300万年前に人類の歴史がスタートして以来、そのほとんどが飢餓状態にあったため、人間は飢餓を乗り越えて生き延びるための防衛機能を備えるようになりました。その一つが、皮下脂肪です。口から摂り入れた食べ物の栄養は、体作りや機能を維持するために使われますが、余ったものは将来の飢餓に備えて、皮下脂肪として体内に蓄えられていきます。また、食べ物を口に入れてから満腹を感じるまでに数十分程度のタイムラグがあるので、放っておくとついつい食べ過ぎてしまうのです。

人間は飢餓への防衛機能は発達していますが、過食に対しては無防備です。今日、日本をはじめ先進国では食べ物が溢れています。現代人は、忙しさと便利さの狭間で、出来あいのものや外食に依存する傾向にあります。こうした食生活を送っていると、塩分や脂質をついつい摂り過ぎて、生活習慣病を引き起こす原因にもなります。その結果、糖尿病や心臓病・癌をはじめ、過食が発症の一端と考えられている病にかかる人が急増し、深刻な社会問題になっています。この飽食下では、空腹力を鍛え、人間が生まれながらに備えている本来の機能をリセット・回復させることが美と健康のベースになります。
その最適な方法が断食だと考えています。


◆ファスティングの目的
(1)臓器の休息で機能を回復させ、代謝のよい体づくり
(2)デトックス?浄血、体の中の毒素や老廃物を排出
(3)自然治癒力を回復させる
(4)脳の疲労を回復させ、思考がクリアになる
(5)味覚をリセットし、食生活の改善に繋がる


私自身、各地の断食施設でプチ断食美容法を15年以上続けてきました。その経験とビューティーアドバイザーの勉強や活動を通して学んできた知識をフルに活かし、当院院長の吉岡敦子監修のもと、プチ断食中の滞在スケジュールや食事レシピの作成にあたりました。


食事には卵・乳製品・動物性食品は一切使用せず、旬の有機果物・野菜を使ったフレッシュジュースやマクロビオティック理論に基づいたスープを飲みながらのゆるやかなプチ断食法になります。フレッシュジュースは、ジューサーにかけているので粒子が大変細かく、消化に負担をかけません。また、この方法でおこなう断食は空腹感が少ないので、初めての方でも安心して実行して頂けると思います。回復食は、当院監修のもと、コンラッド東京内日本料理レストラン「風花」によるマクロビオティック和朝食を召し上がっていただきます。お食事は全てルームサービスとなりますので、ゴージャスな空間の中でゆったりとお過ごしいただけます。さらに、プールやスタジオでのストレッチレッスンもプラン内に組み込まれておりますので、内から、外からのキレイ磨きをしていただけます。


それでは、断食宿泊プランでもとり入れております「マクロビオティック」についてご紹介させていただきたいと思います。マクロビオティックと聞くと、「肉や卵を食べないストイックな菜食主義」と思われている方が多いかと思います。私もその一人でした。でも、マクロビオティックを深く学んでいくにつれて、マクロビオティックはもっと懐の広い理念に基づいていることに気づかされました。「肉を食べてはいけない」「卵を食べてはいけない」と制限を押し付けるのではなく、自然と共生した生き方、そして心と体のバランスをとるための食べ方を提唱しているのです。


マクロビオティックの土台の一つが、古の中国で生まれた「陰陽説」です。生きている全てのものには相対するものがあり、そして反対のものによって補われることで完全体になるという考えに基づいています。例えば、女性は男性、昼は夜、活動は休息によって生かされています。そして、陰と陽は互いに作用して常に変化します。昼は夜になり、夏は秋に変わり、子供は大人へと成長していきますよね。


食べ物や調理法にも陰性と陽性が存在します。食べ物の栽培された場所や季節、色や大きさなどによって陰陽の分類をします。料理法にも陰陽があります。例えば、圧力鍋やオーブンを使った料理は、強い圧や火を使うことから陽性のエネルギーを生み出します。一方で、生サラダやたくさんの水で軽く茹でたおひたしなどは、陰性のエネルギーを生み出します。さらに、調理法によって食べ物の性質を変化させることもできます。食べ物の性質が陰性のトマトをオーブン調理することで、陰性を弱めることができるのです。


それでは、夏から秋へと移行しているこの季節に適した食べ物や調理法の一部をご紹介したいと思います。
多くの植物が成長の頂点に達する夏は、陰性が極まる季節です。エネルギーが活発になり、四方八方に膨張・拡散します。夏になると、友達との食事会の回数が増えませんか?夏は、皆さんのエネルギーが外へ向かって活発になっているからです。この季節に適した野菜は、苦味のあるもの、水気が多いもの、大きく成長したものです。例えば、クレソンやレタス、トウモロコシ、空豆などです。調理法としては、生の食品やサラダ、マリネ、強火ですばやく炒める、さっと茹でるなど、出来るだけ調理時間が短いものです。そして、夏も終わりに近づくと、植物の樹液が下に向かって動き出すなどエネルギーが下に向かって流れるようになり、徐々に陽性のエネルギーが高まってきます。秋には、葉の色が緑から黄や赤へと変化し、やがて乾燥し枯れ落ちていきますよね。この自然の変化に対応した食べ方をすることで、季節の変わり目に起こりやすい心身の不調を乗り切る助けになります。秋の始まりに適している野菜は、地面の近くにできるカボチャ、玉ねぎ、キャベツやカブなど丸くて甘いものです。陰性から陽性へと変化する過程で、バランスを取る調理法も大切です。例えば、中火の調理や食材のもつ自然な甘みを引き出す程度の味付け、半分蓋をした鍋料理です。


このように、季節によっても適した食べ物や調理法は異なります。日本の美しい四季の変化に合わせて、私達の体が求めるものも変わっていくのです。自然の流れに合わせる、自然と共生する生き方が「マクロビオティック」なのです。ぜひ、みなさんの食生活にも取り入れてみてください。


☆吉岡妙子ブログ http://ameblo.jp/binokahori/
☆skin care clinic 美のかほりHP http://www.binokaori.com


◆ベジフルビューティー詳細はこちら
http://beauty.vege-fru.com/

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