「バナナが大事!」byアスリートフードマイスター 公式ブログ

2018年7月 9日

『アスリートフード11(イレブン)』vol.8ベルギーのリエージュ風サラダ

「アスリートフード11(イレブン)」川口さんから南谷志保さんへパスは回ります。
さて、いよいよ準決勝戦!ベルギーの登場です。
ベルギー選手のフィジカルを支える料理とは何でしょうか?ヒントがあるかも・・・
Belgium[1].png
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ヨーロッパの中心地であるベルギーは実は隠れた『美食の国』。チョコレートやビールが有名ですが、今回はベルギーの人々にとってなくてはならない『じゃがいも』を使い、旬のさやいんげんも合わせた簡単に出来る温野菜のサラダをご紹介します。

リエージュ風サラダ
リエージュ風サラダ.jpg
材 料 (2ー3人分)
じゃがいも(大)1個(250g前後)
さやいんげん 10本
玉ねぎ 1/4個
ベーコン 2枚
オリーブオイル 小さじ1
バター 5g
塩・胡椒
酢 大さじ1

作り方
1. じゃがいもは皮ごと洗い、丸ごとキッチンペーパーで包み、さらにラップで包み電子レンジ600wで5分加熱。粗熱が取れたら皮を剥き、一口大に切る
2. さやいんげんも洗い、ヘタを取り(すじがあれば取る)、全体をラップで包み電子レンジ600wで1分加熱。粗熱が取れたら3等分に切る
*加熱後冷水にサッと通すと仕上がりの色が鮮やかになります
3. 玉ねぎは薄切り・ベーコンは細切りにする
4. フライパンにオリーブオイルとベーコンを入れて火にかけ炒め、玉ねぎも加え、玉ねぎがしんなりとしたら、じゃがいもとインゲンも加えて炒める
5. 仕上げにバターを入れて、塩・胡椒で味を整え、仕上げに酢を入れ全体を混ぜて盛り付ける。温かいうちにいただく
(リエージュ...ベルギーの首都ブリュッセルから東に100kmほど行ったところにある都市の事なのだそうです)

【夏こそしっかり摂りたいビタミンC】
主食の代わりにもなるじゃがいもは抗酸化作用が期待できるビタミンCが豊富。熱に弱いビタミンですが、じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られているため加熱しても壊れにくいのが特徴です(まるごと40分蒸した時のビタミンCの残存率は74%(参考:新ビジュアル食品成分表))。夏は紫外線が特に強く、体内に活性酸素がより発生しやすい季節です。また腱や軟骨などの結合組織を構成するコラーゲンの合成に必要なビタミンとなるので毎日しっかりと摂りたいですね。

私の住む千葉県は今がじゃがいもの収穫の最盛期です。新じゃがは通常のじゃがいも(貯蔵されて1年中出回っているもの)よりもビタミンCの含有量が高いと言われています。新じゃがは皮が薄いので、気にならなければ皮ごと使って下さい。丸ごと使った方が栄養素も無駄なく摂れます。
旬の時期には様々な品種のじゃがいもが出回ります。ピンク色や紫色の果肉のじゃがいもには抗酸化作用が期待できるアントシアニンが含まれていますし、見た目も華やかな一皿になりますよ。
図1じゃがいも.jpg

【実は効率的な組み合わせ】
主食の代わりにもなるじゃがいもの糖質の代謝に関わるビタミンB1は豚肉由来のベーコンにも含まれます。ビタミンB1の代謝を促すのが玉ねぎに含まれるアリシン。また合わせるさやいんげんも今が旬です。栄養価の高い緑黄色野菜に分類され、風邪予防や抗酸化作用が期待できるカロテン・代謝に関わるビタミンB群・疲労回復効果が期待できるアスパラギン酸等も含んでいます。そして嬉しいことにカロリーは低めです。(100g当たり23kcal(参考:新ビジュアル食品成分表))

サラダの仕上げにかけるお酢にも疲労回復効果が期待できますし、お酢を使うことで塩分を抑えることもできます。本来であれば白ワインビネガーを使うようですが、お家にある米酢で代用できます。米酢の方が『酸』がまろやかなのでお好みで使い分けて下さい。(白ワインビネガーバージョンと米酢バージョンを作って食べ比べてみたところ、我が家の子供達には米酢バージョンの方が好評でした(笑))

このサラダはバターをたっぷり使った方が美味しいのですが、最初に良質な脂肪酸を含む加熱に強いオリーブオイルを使い、バターは仕上げに少しだけ。最後に加えるので風味づけには少量で十分です。

どれも手に入りやすい食材なので、一品足りない日の食卓に!そしてまだまだ熱戦が続くW杯の観戦のお共にいかがですか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
南谷志保:アスリートフードマイスター2級
南谷さん写真.png

子育ての経験を生かし小学校・中学校での食育(年間1,000名以上)講座講師や、
大人向け料理教室の講師等幅広い世代への食育活動に従事。
スポーツをする子供の親御様向けに、食事で子供をサポートする心構え等をアドバイスします。


<< 前のページへ  |  ホーム  |  次のページへ >>

アスリートフードマイスターとは

最近の記事

カテゴリー

月間アーカイブ

このサイトのRSSを購読