「バナナが大事!」byアスリートフードマイスター 公式ブログ

2018年7月 2日

『アスリートフード11(イレブン)』vol.5 ロシアの毛皮のコートを着たニシン


「アスリートフード11(イレブン)」一色さんからのパスを受けた篠原知美さん。
開催国、ロシアの代表的なお料理をアスリート目線で紹介してくれました。
Russia[1].png

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サッカーWorld Cup2018の開催国ロシア。ロシア料理と聞いて思い浮かぶのは、ピロシキ、ボルシチ、そしてキャビア?(笑)
私の妹が大学院からモスクワに10年以上住んでいたこともあり、アイデアをもらいました。
ロシアの家庭料理で、お正月をはじめ、人が集まった時などに食べるという、ケーキのようなミルフィール仕立てのサラダ 『Селёдка под шубой セリョートカ・ポド・シューボイ』日本語訳は、『毛皮のコートを着たニシン』をご紹介します。
作り方は簡単!以下の手順で敷き詰めて、重ねていくカラフルでインスタ映えもするサラダです。

『セリョートカ・ポド・シューボイ 毛皮のコートを着たニシン』
IMG_1964 1.JPG
材料4人分
ビーツ(煮たもの、または瓶詰など) 1つ
にしんの酢漬け 2尾 約200g
玉ねぎ  中1こ
じゃがいも 中3こ
にんじん 1/2本
ゆで卵 2こ
ディル 適量
マヨネーズ 大さじ3
マスタード 適量
塩こしょう 適量
くるみ トッピング分

作り方
1. セルクルをお皿の上に置く。(セルクルがない場合は 重ねるだけ!透明のカップに入れても可愛いです)
2. そこにニシンの酢漬けを1cm幅に切ったものを敷き詰める。
IMG_0574 2.JPG
3. 玉ねぎを粗みじん切りしたものを、その上に。
4. 茹でたじゃがいもをマッシュしたものにマヨネーズをあえ、のせる。
5. 軽く茹でたにんじんをおろし金で粗くすりおろし、塩・こしょうで味をととのえたものをのせる。
6. ゆで卵を刻んだものにマヨネーズとマスタードをあえ、敷き詰める。
7. その上にビーツをおろし金ですりおろしたものをミルフィールのように重ねていく。
(ロシアではビーツをスメタナと言われるサワークリームやマヨネーズであえるのが主流) 
※2ー3時間冷蔵庫で寝かせると味がしみ込んでより美味しくなります。
IMG_0579 3.JPG
8. セルクルをはずし、マヨネーズとディルでデコレーション、クルミをトッピング。


日本のちらし寿司を押し寿司にしたようなものですね。なぜ、このお料理なのか?というと貧血にもよく、栄養満点でアスリートにおススメなメニューの1つなのです!

アスリートのための栄養がたっぷり!
にしんには、血液をサラサラにするEPA(エイコサペンタエン酸)と脳の働きを活発にするDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富です。また丈夫な歯や骨を作るカルシウム、そのカルシウムの吸収をアップさせるビタミンD、貧血の予防や改善に必要な、造血作用のあるビタミンB12が豊富です。そのニシンを酢でしめることにより、疲労回復効果も期待できます。
日本ではあまりなじみがありませんが、欧米ではよく使われるビーツは、カリウムが豊富な野菜の1つ。
むくみの解消、血圧の上昇を抑える効果があります。マグネシウムも豊富で、骨粗鬆症の予防にも。
赤い色素はポリフェノールの1種ベタシアニンで抗酸化作用があり、ガンの予防にも効能があります。
その他、にんじんのビタミンA、じゃがいものビタミンC糖質。玉ねぎのアリシンはビタミンB1の吸収をUp。
卵も良質なたんぱく質をはじめ、ビタミンAB2Eなど。見た目にも楽しく、いろいろな栄養がバランスよく摂れるサラダです。ニシンが手に入らない場合は、鮭フレークでも美味しいです。(ニシンがないとセリョートカがなくなってしまいますが・笑)
西野JAPAN、決勝トーナメントもがんばれ!!
みなさんも、バランスよく、しっかり食べて今日も1日、元気に過ごしましょう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
篠原知美さん:アスリートフードマイスター2級
図1.jpg
トライアスロンを始めて、すぐケガをしたことがきっかけで資格取得。
「食を変えればカラダが変わる!」を実感し他のアスリートへの食事のサポートも行う。
数々の大会で入賞を果たし、2017年、2018年 ITUトライアスロン世界選手権、年代別日本代表。
トレイル雑誌『RUN+TRAIL』での連載をはじめ、他コラムなど多方面で活躍中!

<< 前のページへ  |  ホーム  |  次のページへ >>

アスリートフードマイスターとは

最近の記事

カテゴリー

月間アーカイブ

このサイトのRSSを購読