「バナナが大事!」byアスリートフードマイスター 公式ブログ

2018年2月23日

≪激レア連載企画≫ トップランナーの食事情 第3回(最終回)

お待たせしました!アスリートフードマイスターの大迫あゆみさんの
コラムの第3回目をお届します。

大迫傑(オオサコ スグル)選手は現在拠点をアメリカのオレゴンに移し、
アジア人で唯一「ナイキ・オレゴンプロジェクト」に参加、
マラソン競技のトレーニングをされています。
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皆さまこんにちは。陸上長距離・マラソン種目をしている大迫傑の妻、
大迫あゆみです。
コラム最終回の今回は、きついマラソントレーニングを通して身に付いた
「コンディションを維持するため」の新たな食生活や、
アメリカならではのお買い物事情についてご紹介したいと思います。

夫はよく練習の一環として、標高が高い場所での高地トレーニング合宿を
取り入れています。
私も一度合宿に帯同したことがあるのですが、標高が高いぶん日中の気温は
かなり低く、空気も乾燥しており、特に朝夕は身に染みる程の厳しい寒さでした。

【自作の生姜湯で風邪予防!】
練習が最もハードになるこの時期は、身体の疲労度が増して抵抗力が落ち、
体調を崩すリスクも大きくなる危険な期間でもあります。
大事な試合前に体調不良で練習ができない・・・なんてことは、
どんなアスリートにとっても一番避けたい事態だと思います。

そこで夫自身も自分のコンディションを守り維持するために様々な工夫を取り入れ、
特に食生活の面では自作の「かんたん生姜湯」を考案し、
普段の食事にプラスして積極的に飲むようになりました。
そのレシピは実に簡単で、すりおろした生姜と蜂蜜をお湯で溶き、
お好みでレモンを入れてかき混ぜるだけ。
「これなら疲れてても1分で作れる!」と自信作のようで、単身合宿の際も
必ず自分で材料を調達して作っていたようです。
私も飲ませてもらったことがありますが、確かに簡単で美味しく、
血行も良くなり冷えた身体もすぐに温かくなりました。
生姜の成分による抵抗力・殺菌力も期待でき、
寒い地で最後の追い込み練習をする際の心強いお守りドリンクとして
活躍したそうです。

【ケールを食べてぐっすり睡眠!】
練習量が増えるにつれ、夫は休養(特に睡眠!)の大切さを頻繁に
訴えるようになりました。
そこで私も「アクティブスリープ指導士」の資格を取り、
良質な睡眠にはメラトニンという成分がカギだと学びます。
メラトニンとは脳で分泌されるホルモンで、体内時計に働きかけ、
体を睡眠へと誘う働きをしてくれます。
自分なりに調べてみると、ケールが良いかもしれない、という考えに至り
我が家の食卓にケールサラダ(生)の登場する日が多くなりました。
もちろん、ケール=睡眠!ということではないのですが、
こうした取り組みが精神的な安心も生んでくれるので、
極限状態にある選手にはとても大切なことなのだなあ・・・
と近くでサポートしていると感じることが多くあります。
夫も「寝付きが良くなりしっかり眠れた感覚がある」と言い、
非常に気に入って食べてくれています。
AFM01.png

※ケールは食物繊維が豊富で消化に時間がかかるので、
練習や試合直前の摂取には少し注意が必要ですが、皆さまも夕飯や寝る前に
ぜひ、試してみてくださいね(^^)

【ファーマーズマーケットで新鮮な地元食材を調達!】
私達の住むオレゴンでは、地元の農家や食品メーカーが多数出店する
大規模なファーマーズマーケットが一年を通して開催されています。
特に春から夏にかけてのマーケットでは、朝獲れたばかりの
新鮮な野菜やフルーツが溢れるほどワゴンに並び、大変な人混みで賑わいます。
日本では見たこともないような野菜やフルーツもたくさんありますが、
農家の方に話しかけて直接調理方法を教えてもらったり、
試食をさせてもらったり・・・。
時にはたまたま隣に居合わせたお客さんと、
この野菜はこうやって食べるのが最高よ!
日本ではこれを使ってどんな料理を作るの?
と会話が弾むこともあります。
日本で食べ慣れたものはもちろんですが、アメリカならではの新しい食材にも
どんどん挑戦して、その土地の食事を楽しみたいと思っています。
AFM02.png
これまで多くの方から
「アスリートの食事を支えるのは制限も量も多くて大変でしょう!?」
と言われてきたのですが、この3回のコラムを通して、
皆さまは我が家の食生活に対してどのような印象を持たれたでしょうか?
決して極端な食事制限もしておりませんし、特別に手の込んだ料理を
作っている訳でもありません。
講座で学んだ基本的なアスリートフードの知識を基に、
ごくごく普通の家庭料理で、家族みんなが楽しみながら食事のサポートを
行っています。

今後、夫がどのような選手生活を送っていくのか
我々自身も日々挑戦で、未知ではありますが、
例えどんな状況になったとしても、このサポートの方法は変わらないでいたいと
思っています。

これからもぜひ、マラソンランナー大迫傑の応援をよろしくお願い致します!

大迫あゆみ


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