「バナナが大事!」byアスリートフードマイスター 公式ブログ

2017年3月 1日

【アス妻会活動報告】デフゴルファー袖山哲朗選手の奥様 袖山由美さん セミナー

【アス妻活動報告】
2017年2月25日(土)
神奈川県川崎市「FDA川崎」にて、「食事で強い身体作りセミナー」が開催されました。
主催は、世界デフゴルフ選手権にご出場されているデフゴルファー袖山哲朗選手の奥様で、
アスリートフードマイスター3級の袖山由美さんです。


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由美さんは、日々、妻としてアスリートフードマイスターとして、食事のサポートはもちろん、袖山選手の送迎からキャディ-・海外遠征での英語手話通訳、パフォーマンス向上のための健康管理まで幅広く担う、哲朗選手の最強パートナー。 そして、ろう者のためのバイリンガルオンライン教育を提供する「Eyeth For English」の代表 として聴者とろう者の世界の架け橋として意欲的な活動もおこなっていらっしゃるパワフルなアス妻さんです。

ご主人哲朗さんを海外遠征で支え、日々感じること、そして由美さんご本人の7年間に渡るアメリカ留学時代のご経験から、「海外の選手と日本選手の決定的な違いはフィジカル面である。」と感じていて、食事に対する意識も海外の選手たち自身が、主食からサプリメントに至るまで「自分には何が必要なのか?」ということを深く理解していた印象があるそうです。
一方で、日本選手については、フィジカル面の強化は、トレーニングも大事ですが、パフォーマンス発揮の根底にある「体をつくる食事」の部分が、重要視されていないと感じたそうです。

このご自身の体験と資格取得を通して得た知識を、「バックアップ体制が完全でなく、孤立奮闘している多くの障害者アスリートの方々へ伝え力になりたい!」という思いが強くなり、このセミナーの実施のきっかけとなりました。

セミナーの冒頭は、由美さん自身から、「今年2017年は、デフリンピックイヤーということで、トルコのサムスンにて第23回夏季デフリンピック大会も開催されます。今回のセミナーを各々の競技団体が頑張るだけでなく、競技者同士の横のつながりを強固にして栄養情報を共有しあえる関係性づくりのきっかけにしてください!」と小さな体全体を使った手話による、熱いメッセージの投げかけから始まりました。


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「食べること自体について、どう思っていますか?」                
食べる意欲があってこそ、栄養素摂取が可能になる。食欲=生きる意欲(楽しい食体験・美味しい食体験)
「何を食べるか」だけでなく「何のために食べるのか」というテーマをもって食べることが大切です。
からだのコンディション・取り組むスポーツ・毎日のトレーニング内容に合わせ目的に合ったおいしいメニューを考えたいですね。」とご自身の朝食の事例も織り交ぜて説明。
3大栄養素、5代栄養素も簡単に復習しながら、海外などの遠征先のビュッフェでもバランスを意識してとりわけを実践、継続していくことで徐々に食材の組み合わせや含まれている栄養についても覚えていき、食事に対する意識を上げていけることを紹介。

【デフリンピック選手や一般サポーター・トレーナーの方々も含め40名を超える満席状態!】

株式会社ドームの社員でもあるご主人の哲朗選手とご夫婦で補食の重要性と食べるタイミングについて説明

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特に試合前は、消化吸収の良いものを選ぶことや試合の間の休憩は、スピーディーに摂取できるもの、
糖分入りの飲料などもお勧め。


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その後、海外遠征での失敗から得た工夫や疲労回復食の紹介。
食材を選べないホテルの食事のみで、便が固くなり便通が悪くなった経験から、日本食を持ち込み、食事をするようになってメンタル面のストレスから解放されたことや、携帯しやすいカップラーメンやみそ汁パックを大量に使い、塩分の採りすぎが気になったことから、野菜や海藻など具入りの味噌玉をサランラップに巻いて携帯したり、おにぎりを自ら作り込むようになり、デンマーク戦で大成功だったこと等々、実践的なアスリートフードのご紹介頂きました。
アス妻(アスリート妻の会)仲間からの情報提供や日々アスリートをサポートする立場のリアルな相談ごとに対するLINEメッセージの交流などから、たくさんの刺激を受けていらっしゃることをご来場者に伝えました。

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後半は、応援ゲストの鶴見辰吾さんとのトークショーと交流会。
鶴見さんは、俳優仲間の間では、ロードバイク好きであることは有名で、海外にも持ち込むほどの愛好家。自転車で時速100/kmのスピードを味わえると聞いたことがきっかけで、ロードバイクの魅力にはまり10年ほど嗜んでいるそうで、書籍にもなった51歳初フルマラソン3時間9分で走ったこの実績は、「ロードバイクで培った基礎体力があったからこそ!これがスポーツすべてに対する自信につながった」とさわやかにお話しされていました。スポーツをしてよかったことに「睡眠の質が上がった事」と、スポーツをしている自分がいることで、「食べることに対する罪悪感が消え、安心して食事を取ることができるようになり、以前よりもおいしいと思えるようになった事」と実感のこもったお話しがありました。由美さんと鶴見さんのトークショーのまとめは、「食べることに対する感動が、おいしく食べるコツ!」そして、「どのような環境下においても、やってみたい!と思ったら飛び込んで挑戦してみること」という言葉と躍動感ある手話のメッセージでした。ご来場者の方々も大きく頷いていらしたのが印象的でした。きっと多くの方が1歩踏み出す勇気をもらったのではないでしょうか。


【カゴメ株式会社 安東様乾杯のご発声】 

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最後は、アスリートフードマイスター認定講師の篠原さん監修によるイタリアン疲労回復メニュー
とカゴメ株式会社のご協賛GREENSをご賞味いただきながら手話通訳の方を交えて来場者との交流会。

皆様食に対して意識が高いのに、学ぶ場がなかったということで、今回の由美さんのセミナー大変刺激を受けていらっしゃいました。

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【鶴見辰吾さんと袖山選手ご夫妻】
                        
鶴見さんは、「アスリートフード実践BOOK」をご購入下さり、
ご自身のfacebookでもご紹介下さいました。 

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【参加者のアンケートより】
※たくさんのご感想をいただいたため、一部ご紹介させて頂きます。


・写真や文書だけでなく、実際に食べて感じる体験という企画が良かった
・健康ダイエット等を意識していた。この講演がなかったら正しい食事ということは意識していなかったと思う。
・チャレンジ精神を持ち続けたい。新しいスポーツにもトライしてみようと思いました。
・いろいろ役に立つ内容でよかったです。忘れそうなので、備忘録がアップされると嬉しい。
・食事体験では、貴重な方との交流ができてよかった。
・基本的な内容が中心だったのは聴講生のレベルにより仕方がないかもしれませんが、実践で抗酸化がたくさん含まれている食材を使った調理法や勝負飯の紹介などもあるといいかも。
・食事の大切さを改めて感じました。バランス栄養をとるにはどういった食事内容が必要か?など参考になりました。次回も是非!
・ちょっと早くて、メモを取る時間が確保できなかった。
・今後食生活の変化が現れたらいいなと思って今からワクワクしています。アスリート以外の友達にも教えてあげたい。
・アスリートとして、食事の知識が深められる良い機会となった。夜試合があり、食事体験で間食が出来、試合に備えられてよかった。
・よく勉強されているなと感じました
・有名な方でも努力している姿を見て勇気が湧きました。
・シニア向けの食事もあるとよいと思いました。
・食事作り体験があると良いと思いました。
・言葉だけ知っているようで知らなかった。各栄養の働きをきちんと知るきっかけになったし、実体験や鶴見さんのトークも参考になりました。もっとみんなと話してみたかった。シリーズ化に期待してます。
・次回は、継続の工夫や献立のバリエーションなどご紹介頂きたい。
・お弁当レシピなども教えてほしい
 
食に興味があるのに、デフアスリートの方々が学べるところが十分にないというお話しもあり、次回開催に期待を寄せた多数のお声を頂きました。最後に一般参加者のために、由美さんの熱意のあるメッセージが伝わるよう大変わかりやすく声に抑揚をつけ情熱をもって通訳をしていただいた橋本様と蓮池様のご協力にも深く感謝申し上げます。

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・主催:Eyath for Englih 代表  アスリートフードマイスター3級・アス妻会メンバー 袖山由美さん
・共催:特定非営利活動法人 Future Dream Achievement 川崎  
・協賛:マザーズタッチ ・ 銀座ビューティーライフ(スポーツ漢方薬協賛) ・協力:カゴメ株式会社
・後援:株式会社 アスリートフードマイスター
※今回のセミナーは、オンライン番組 手話TV「GO!GO! しゅわーるど」http://shuwa.tv/
にて2017年5月頃放映予定です。

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