「バナナが大事!」byアスリートフードマイスター 公式ブログ

2015年9月28日

" 意地とプライド "をかけて

こんにちは。
ジュニア・アスリートフードマイスターの田畑陽子です。
朝晩に、秋の虫達の声が響きわたるようになってきました。

さて、今回は、ボートのお話しを。
高校までサッカー三昧だった2人の息子達は、現在、大学でボートをしています。
ボートの世界は、1年を大きく分けると試合期は春から秋、
その後、ほんの少しオフ期があり、また春までトレーニング期になります。
ボートには、1人乗り、2人乗り、4人乗り、8人乗りや舵手つき、舵手なし
などたくさんの種目があり、通常試合は2キロのコースで行われます。
一番大きなボートのエイト(8人+舵手)で約6分の試合。
 この約6分間、全力でボートを漕ぎ続ける選手にとっては、
瞬発力と持久力が必要不可欠。特に筋持久力が重要になります。
その強靭な体つくりのためには日々のトレーニングと食事、良い睡眠が欠かせません。

AFM01 田畑 9月.JPG

 私がアスリートフード学を学んでからは、わが子の食事サポートだけでなく、
「強いチームはどんな食事指導をしているのだろうか?」
「良い選手は何を食べているのだろうか?」という事も気になり始めました。
一度、実際に彼らの食事の様子を取材させて頂きたいと思いながらも
、やはり試合前などはピリピリムードで近づくことが出来ず仕舞いです。
でも、いつか機会があれば見学させて頂きたいなと思っています。

 そんな事を思いながら子ども達のボート応援を楽しんでいるのですが、
ある試合の応援に行った時に貴重な場面に出会いました。
それは、ある大きな大会のエイトの準決勝。
メダルの有力候補と言われていたチームに注目して観戦していました。
しかし、残念ながら決勝に残ることができず、午後から行われる
順位決定戦に挑むことに。
 船を下り、チームの本部に戻って来た選手達の顔は悔しさでくちゃくちゃでした。
涙がとまらない選手もいました。
そんな中、彼らは、泣きながら、おにぎりやバナナなどを食べ始めたのです。
極限まで、酷使してボロボロに傷ついた体を回復させるために、
補食を取り始めたのです。
 もしかしたら、ただ彼らの様子を見ていた人たちは、
「何で泣きながら食べているのだろう。」「そんな状態で、食べなくてもいいじゃない。」
「落ち着いてから、後で食べたら。」などと思ったかもしれません。
しかし、アスリートフード学を学んだ私にとって、その光景は
すごく感動的な姿でした。

 アスリートにとって、トレーニング期・試合期・オフ期に何をどのように
食べるべきか。試合の前や試合直後、試合後にどうするべきか。
それは、とても大切な事。
順位決定戦とはいえ、次の試合で全力をだせるように、
ボロボロに傷ついている体を少しでも回復させるために、悔しくても、
つらくても泣きながら食べ物を口にしている姿にアスリートとしての
"意地とプライド"を感じました。

私は今まで、親として子ども達をサポートしてきました。
子どもが小さい時は、いろいろな場面で手を差し伸べる機会がありました。
しかし、成長し大人になっていく子ども達に親ができることは
食事のサポートぐらいかもしれません。
それでも、子ども達の頑張っている姿を応援できることに幸せを感じます。
 勝負は勝ちばかりではありませんが、勝利に向かって、
一歩一歩進んでいる姿をずっと見守り応援し続けていきたいなと思っています。

AFM02 田畑 9月.JPG


こちらも是非ごらんください!
COCOROE かふぇ
http://ameblo.jp/cocoroe614

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