「バナナが大事!」byアスリートフードマイスター 公式ブログ

2014年9月 8日

力になる応援 「差し入れ」

韓国仁川での第17回アジア競技大会も近づき、10月には長崎での第69回国民体育大会も開催されます。
いよいよスポーツの秋となりました。
皆さんも大切な大会や年に一度の本番を迎えていますでしょうか。
私もHulaの発表会とウォーキング大会を控え、本番の日に向けて準備をしています。

本番は、出場する本人にとっても勿論重要ですが、応援する家族や友人、
チームのサポーターにとっても心待ちにした大切なものです。
皆さんは、家族、友人、知人の出場する試合観戦に行って、何か美味しいものを
プレゼントしたいと思った経験はありますでしょうか。

応援する気持ちの表れのひとつに「差し入れ」があるでしょう。

良くある差し入れとして、例えばチョコレートやドーナッツ、
お菓子類などが挙げられます。
しかし、一般に手土産で喜ばれる様な美味しいものが、必ずしも選手にとって適した
手土産とも限りません。
では、応援が選手の大きな力になる「差し入れ」とは?
アスリートフードに準じた食べ物を選択するという配慮ができると、
選手にとってより嬉しい「差し入れ」になり、パフォーマンスにも影響するのではないでしょうか。


試合当日の選手への差し入れは、試合当日のアスリートフードの
「補食」「水分補給」をイメージすると良いでしょう。

試合当日のアスリートフードの考え方を簡単にまとめておきます。
【試合前】エネルギー源となる炭水化物(消化の良いもの)を摂り、脂質や食物繊維の多いものは摂らない。
【試合中】水分、ミネラルの補給。こまめな栄養補給。
【試合後】水分補給。疲労回復のための炭水化物、アミノ酸、クエン酸、ビタミン、
ミネラルを摂取。

ここから導き出す具体的な品目としては、スポーツドリンク、ゼリー飲料、バナナ、
果汁100%ジュース、フルーツゼリー、ジャムパン、カステラ、大福、おにぎりなどがあります。
(チョコレートやドーナッツは、少々脂質が多めと言われています。)

いくつかの食品のエネルギーと三大栄養素を比較してみました。
参考にしてみて下さい。

図1wakunaga.pngのサムネール画像のサムネール画像

この栄養への配慮に加え、食べやすさ、分けやすさ(個別包装)を考慮すると
良いでしょう。
また衛生面を考え「手作りのもの」や「生もの」、アンチ・ドーピング順守のため
「栄養ドリンク」は注意が必要ですので控えた方が良いと考えます。

ここで、私の「差し入れ」体験談をご紹介したいと思います。
サポートしているハンドボールチームへ、試合当日にバナナを差し入れました。
また、ある日は100%オレンジジュースを。
広島で試合のあった際には、もみじ饅頭を。

ポイントは、「いつ」「何を」「何のために」食べて頑張ってほしいのかを記した
メッセージカードを添えた点です。
ハンドボールは、スピード感があり、
当たりの強い<持久力+瞬発力系>スポーツです。
炭水化物とビタミン・ミネラルを意識した補食でエネルギー補給をし、特に、
疲労回復のため、試合後速やかに炭水化物を摂ることを強調しました。

AFM02(2014.9.8.).JPG


最後に大変重要な事を加えておきます。
「差し入れの際にはチームに許可をとることを忘れずに!」
競技団体やチームによっては、食事の徹底的な管理が行われていて、
選手への差し入れを断っていたり、品目を制限している場合もあるとのことです。


アスリートフードを学ばれた方やこのブログをお読みの方には、
是非、美味しい事に加え、意味のある「差し入れ」をして、
選手の身体と心とお腹を満たして頂けるようにとご提案します。

(Written by Rie Shimane /Junior Athlete Food Mister)

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