「バナナが大事!」byアスリートフードマイスター 公式ブログ

2014年8月25日

冷たい麺もいいけど・・・

こんにちは。
ジュニア・アスリートフードマイスターの長塚紗弥香です。

夏の疲れも出てくる頃です。みなさん、夏バテはしていませんか?
暑い夏を乗り切るために、熱中症対策や水分補給など気を使いますよね。
アスリートにとっても合宿があったりハードな練習が続いたり、運動量が増え、
より一層健康管理や栄養バランスのよい食事をと心がけている方も多いと思います。

食欲が落ちてしまう。さっぱりしたものがいい。と、どうしても夏場は簡単に
済ませられる蕎麦やそうめんやなどが好まれますよね。
しかし、暑いからといって冷たいものばかり飲食していては胃腸が冷え、
消化吸収機能が衰え、体力が落ちることにつながります。
体温が低下すると、体温を上げるために体力を消耗します。
誰でも一度くらい冷たいものを食べておなかを壊した経験があると思います。
暑い時こそ温かい蕎麦やにゅうめんなどを食べたり、食後に温かいお茶を飲むなど
心がけて胃腸に優しくしてあげましょう。

今回は、蕎麦やうどん(そうめんはうどんの一種)の特性、栄養価についてお話したいと思います。

蕎麦は「完全食」と言われるほど栄養バランスのよい食材です。
身体をつくる必須アミノ酸がバランスよく含まれていて、その中でも
《リジン》の含有量が多く、《リジン》は疲労回復効果があると言われています。
ビタミンB1・B2、食物繊維はお米の2倍以上にもなります。

ほかにもポリフェノールの一種である《ルチン》が含まれていることも、
蕎麦が体にいいと言われる理由になっています。毛細血管を丈夫にし、
血圧降下を促し、出血性疾患を防ぐという効果も認められているそうです。
また活性酵素を除去する酸化防止作用もあります。
《ルチン》は水溶性のため、茹でると流れ出てしまうので蕎麦湯も一緒に
飲むことをおすすめします。

うどんは小麦粉をこねると小麦粉に含まれるたんぱく質がグルテンに変化し、
グルテンは消化吸収されやすい成分なので「食べやすく消化がいい」と
言われています。
蕎麦ほどの栄養価はないのですが、消化の良さと喉ごしの良さがあり、
食欲の落ちる夏もおいしく食べられます。
うどんは他の麺類に比べても抜群に消化が良く、主な栄養素が炭水化物なので、
持久力のいる運動の前や集中力を要するとき、エネルギーを供給するとき、
風邪などで弱っているときには最適です。

また、出汁に使われる鰹節や煮干しにも旨み、香り、栄養がたっぷりです。
高たんぱく、低脂肪なうえに、カルシウム、アミノ酸、鉄分が含まれています。

薬味として使われる食材にもそれぞれ栄養効果があります。
ねぎ・・・《アイリン》という成分がビタミンB1の効果を上げる。
七味・・・唐辛子に含まれる《カプサイシン》が体の抵抗を高める。
梅干・・・《クエン酸》が食欲増進や疲労回復の効果を高める。
大葉・・・夏バテや食中毒の予防に効果がある。
大根おろし、とろろ・・・消化酵素《ジアスターゼ》が胃腸の働きを助ける。

しかし、蕎麦やうどんを単品で食べていては栄養のバランスは偏ってしまいます。
エネルギーの不足はもちろん、ビタミン・ミネラルも不足し、
ハードな練習をこなすことは無理になってきます。
なるべく具の多いものやサイドメニューで足りない栄養をしっかりと補うことも
大切です。

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